ロジャニコ A to Z (S)

2008年6月16日 (月)

Somethings Never Change

Mr前回に続いてロジャー・ニコルスとジョン・ベティスのコンビによる作品から。今回は森山良子の「Somethings Never Change(邦題:変わらぬ心)」をとりあげてみます。あの森山直太朗の母で「この広い野原いっぱい」「さとうきび畑」等のヒットを持ち、60年代から活躍するフォークシンガー森山良子がロジャニコの作品を取り上げていたのはとても意外です。しかも1973年のアルバムですからロジャニコ作品がカーペンターズに取り上げられた全盛期最後の頃になるわけですね。このアルバム「イン・ロンドン」は彼女の「イン・ナッシュビル」に続く2度目の海外録音で、膨大なデモテープからロジャニコ作品は2曲選ばれています。この曲は他にカヴァーは見つかっておらず彼女のレコーディングが唯一のようです。曲の感じはスローできれいなバラード。イーディ・ゴーメなんかが歌っても似合いそうです。数あるロジャニコ作品の中でも森山の歌唱は最も高音なソプラノで心洗われる気がします。

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2008年3月22日 (土)

Seasons / Song For Herb

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ロジャー・ニコルスのインストゥルメンタル曲第三弾は「Seosons」という曲。1970年のピート・ジョリー(Pete Jolly)の同名のアルバム(写真左)に収められています。今までのロジャーのインスト曲とはイメージがずいぶん違っていて、一言で言えば哀愁のメロディーといった感じです。初めて聴いたときにニール・ラーセンの一連の作品を思い出しました。日本人受けするメロディーで僕も大好きな曲です。この曲ではピートにしては珍しく電機楽器を使っていて、Wurlitzer electric piano, Hammond Organ, Musette, Sonovox, Accordionを使用して作成されたらしいです。この音はどの楽器なのでしょうか?シンセの様な音ですね。

この曲のカヴァーとしてはハーブ・アルパートがティファナ・ブラス名義の1974年のアルバム「You Smile The Song Begins」(写真右)に収録しているのですが、曲名が「Song for Herb」という名前に替わっています。ロジャーがハーブのために作った曲なのかどうか、この辺りの経緯についてはネット検索では判りませんでした。ピートのバージョンに比べるとテンポが遅めで、当然ですが彼の泣きのトランペットやバックのマリンバ等でとても暖かいサウンドとなっています。

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